取材

先日、wikiのメールフォームから２番目にお問い合わせいただいていたマスコミさんとLABIなんば店の２Fでお話をしてきました。
内容は完全に覚えていませんが、我々の書いてほしいことや、なってほしいこととはズレているのは確かでした。
それでも実態を明らかにするためにはどんな情報も隠せません。

途中で１Fにいってサポートってどんな人ですか？ということで
あの制服の人ですね、と教えると一瞬目があったような気がした。
そしてそそくさと逃げた、俺・・・。

――wikiのほうも拝見しましたが、仕事内容は何をされていたんですか？

697：パソコンを買った人に初期設定の案内とか、できない人に対してこれだけのお金を払ってもらえればやりますよ、という営業が基本ですね。あとは、それに対して、お客さんの家に出張しないといけない場合や、パソコンが壊れたという話を聞いて修理。そんなところですね、表向き（笑

――そうですか、それで、その表向きじゃないところが今回、私たちマスコミ側としての必要な部分なんですが。

697：たとえばLABIカードの獲得や安心会員の加入案内、もちろんISPへの契約を促したり、パソコン・プリンタの販売、展示機のリカバリーなどですね。

――それについては文句を言われたことはないのでしょうか？

697：ヤマダにですか？それともMMJにですか？

――もちろん、ヤマダにも、MMJにもです

697：ヤマダになんて文句言えないですよ。他の業者さんも同じく、文句いったりそんなことは契約上しないことになってるなんていうと、売れたパソコンにサポートの案内つけれないように販売されてしまい、自分らの処理できないクレームだけ持ってくるようになりますので。MMJに関しては文句言っても、結局上司っていうのはお金お金というだけで、下への配慮なんてないですから・・・。

――なるほど、ちょっとパソコンサポートさんっていう方々の仕事の風景だけ見たいのですが、ついてきてもらっていいですか？

697：顔をあわせるとwikiの管理者とバレてしまいますので、自分の面識ある人間もいるので、遠くからでいいですか？

～１Ｆへ移動～

697：あそこで後ろで手を組んで背伸びしている彼がサポートですね。ええ、あの青い服です。

――彼は何を？

697：パソコンの売れ行きを確認して、なんで回さなかったのかと社員をあとで問い詰めるんです。他の店では（笑）この店はそんなことしていたら人間足りなくなるので、あとでなんで売り上げ悪かったかという言い訳をするために見ているのですよ。

――先ほどから気になっていたのですが、サポートさんというのはエンジニア？営業？

697：面接時はエンジニアみたいなもの（笑）っていわれました。でも、実際は営業課に入れられますし、ヤマダ側に求められるスキルももちろん営業です。結局、どれだけ平気な顔してお客さんに膨大な金額をふっかけれるかっていうのが一番の評価になるので。

――それはもちろんヤマダさんからの半強制にもつながる訳ですか？

697：営業のできない人間はヤマダの売り場の社員からはいいお友達レベルで扱われ、店長・副店長クラスからは売り上げ、自社の役職者には文句を言われる日々を送ります。

――ヤマダに売り上げを求められるというのはどういうことですか？インセンティブならヤマダの社員ががんばればいいはずですよね？自分たちががんばって相手にインセンティブをあげているんですか？

697：正式な数字は忘れましたが42％か52％かヤマダに売り上げを渡すんです。パソコンに粗利が少なすぎるので、サポートの金額で補完していると聞いています。

――自分の率直な意見だと、たとえばＮＴＴさんやＹａｈｏｏさんのヘルパーさんにも取材しましたが、本当にがんばってる人間が営業に対して強ければ強いほど、お金がもらえるのはヤマダさんになるってことなんですね。

697：そうですね、結局何のためにがんばっているのかがよくわからない世界です。

――最後に２つほど。１つ目は他の店舗にいっても皆さん、お話に応じてくれるでしょうか？

697：役職者に当たらなければ安全です。役職者だとよくわからないことを言ってくるかもしれないので注意してください。あ、これ自分の携帯番号ですので、もしこれは・・・と思う人が応じてくれる場合はお名前言っていただければ、関西地域はだいたい把握していますので大丈夫です。

――ありがとうございます。では、もうひとつ。極論なんですが、今の697さんのお話を聞いていて皆さんがそう思っておられるのでしたら、言い方悪いですが、なぜ続けて働かれているのでしょうか？

697：年齢がすでに結構いってる人もいます。家庭がある人もいます。どんなに悪条件に晒されても給与が一切入ってこない時期が出てくると生きていけないんです。それを弱みを握ったみたいな会社が最近増えていますが結局働くしかない、そこが原因ですね。あと、自分もそうでしたが、この仕事自体は嫌いじゃないです、むしろ好き。ただ、営業じゃなくてヘルプデスク、サポートとしての仕事ですが。

――そうですね、この問題がもっと解決に進んで、早く皆さんが楽しく働ける社会ができていくといいと私も思っています。本日はどうもありがとうございました。

697：いえいえ、こちらこそ。





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で、その内容をまとめていたり夏ばてで疲れていたりしたら今日になっていました。
つか、仕事もあるし忙しいんです。